2013/11/21

よく使うウェブ/スマートフォン関連用語(中国語)

最近、中国語のウェブサイトを見る機会が増えましたので、よく使われるウェブ/スマートフォン関連用語をまとめました。老师にひととおり確認しましたので、間違いないはず。他には「(PCが)フリーズする=死机」という言い方も習いました。日本語(というか英語ですが)だと「凍る」で中国語だと「死ぬ」と、表現の仕方に違いがあって面白いです。


ウェブ/スマートフォン関連用語(中国語)

インターネット 因特网 yīn tè wǎng 
ウェブサイト 网站 wǎngzhàn
ネット上の 网上 wǎng shàng
ネットにアクセスする 上网 shàng wǎng
ネットユーザー 网民 wǎngmín
ネット上の友人、メル友 网友 wǎng yǒu
ネットサーフィンをする 做网上冲浪 zuò wǎng shàng chōng làng
ネットショッピング 网上购物(网购) wǎng shàng gòu wù
カート 购物车 gòu wù chē
送料 运费 yùn fèi
メールアドレス 邮件地址 yóu jiàn dì zhǐ
ブログ 博客 bó kè
ブロガー 博主 bó zhŭ
スマートフォン 智能手机 zhì néng shǒu jī
アプリ 应用程式、app yīngyòng chéngshì
インストールする 安装 ān zhuāng
アンインストールする 解除安装 jiě chú ān zhuāng
ダウンロード 下载、dl xià zǎi
インターネットカフェ 网吧 wǎng bā
パスワード 密码 mìmǎ
動画 视频 shì pín
検索する 搜索 sōu suǒ
ユーザー名 用户名 yòng hù míng
チャットする 聊天 liáo tiān
クリックする 点击 diǎn jī
ベンチャー企業 新兴企业 xīn xìng qǐ yè

2013/11/20

声調を中国の「わらべ歌」で学ぶ

四声のおかげで、言葉そのものが音楽的な中国語。私が中国語の学習を始めたきっかけも、その音に聴き惚れたからでした。

中国の童谣(tóngyáo、わらべ歌)は、声調を学ぶかっこうの教材だといいます。ふつう、中国語の歌はメロディーにのせると声調がなくなってしまいますが、童谣は声調が残っている、いわば詩のようなもの。

先日読んだ『中国の子供はどう中国語を覚えるか』(李 凌燕著)でも、筆者がお子さんを育てたときに歌ったという童谣が、いくつか紹介されていました。その一つが「盘脚面(pán jiǎomiàn)」。”あんよをからめて”という意味だそうです。

Finale NotePad(無料)で、同書に掲載されていた楽譜を再現してみました。

盘盘盘脚面,(あんよをからめて、からめましょう)
脚面整,  (あんよをそろえて)
烙花饼,  (お餅を焼いて)
花饼花,  (お餅ふっくら)
一道茄子, (最初はおナス)
两道瓜。  (次はウリ)
给谁吃?  (だれが食べるの)
给你吃。  (あなたが食べる)

同書は、中国人の子どもが言葉を覚える過程が描写されていて(早口ことばもあります)、おすすめです。

2013/11/19

Macでピンインを入力する方法

Macユーザー(MacBook Pro、OS X Mountain Lion v10.8.4)です。

最近、簡体字やピンインでLang-8Twitterを利用することが増えてきました。これまでピンインを書くときは「書虫」などで変換・コピペという方法をとっていましたが、それもだんだん手間に感じてきたので、ようやくMacの設定を改善しました。


【1. 簡体字をピンインで入力できるようにする】

システム環境>言語とテキスト>入力ソース>「中国語-簡体字」にチェック>メニューバーの選択言語に「拼音-簡体字」が追加される

【2. 入力言語を簡単に切り替える】

option(alt) + コマンド + スペース


【3. ピンインを直接入力できるようにする】

システム環境>言語とテキスト>入力ソース>「U.S. Extended」にチェック>メニューバーの選択言語に「米国国旗マーク」が追加される

1. 選択言語を「米国国旗マーク(U.S. Extended)」に変更
2. 母音を長押し
3. 変換候補が表示される

4. 三声の場合は「option + v」入力後に「母音」を入力(三声は、候補に表示されないため)
5. 以下の方法でも入力可能
  • 一声:「option + a」入力後に「母音」を入力
  • 二声:「option + e」入力後に「母音」を入力
  • 三声:「option + v」入力後に「母音」を入力
  • 四声:「option + _」入力後に「母音」を入力
  • ウムラウト付き記号:「option + u」入力後に「母音」を入力(ü)



まだピンインの直接入力には慣れませんが、Macの設定変更だけでここまでできたので大満足です。

2013/11/18

相互添削型の語学系ソーシャルネットワーク「Lang-8」が面白い

なんとなく使うのを忘れていたLang-8のアカウントですが、最近利用を再開してみました。2007年8月にスタートした同サービスは、既に約60万人のユーザーがいるそう(2013年5月時点)。日本発のサービスでありながら、アクセスの7割が日本以外の海外から、というのも特徴的ですね。現在、$7/月または$63/年のプレミアムアカウントもありますが、基本的には無料で利用できます。「ユーザー間で母国語の文章添削をする」というシンプルな仕組みですが、これがなんとも使いやすい。スマートフォンに最適化されたサイトもあり、例えば「私はお腹を空きました」を「私はお腹が空きました」に修正するだけで、修正した部分が赤字表記されます。
もちろん投稿のみでもOKですが、「せっかく添削してもらったから、私も添削してお返ししよう」というモチベーションが上手くくすぐられるサービスです。以前、私は日本語教師をしていたため、その血がさわぐのかもしれません。

まだ無料アカウントなので、プレミアムアカウントのように優先表示はされませんが、それでも投稿ごとにいくつかの添削をいただいています。自分が添削する際、長すぎる文章は避ける傾向にあるので、添削が付くかどうかには文章量(10行程度がよい?)も影響するのではと思っています。

添削やコメントが付いた場合、メールでのお知らせが届くのですが、これがiPhoneに直接アラートが出るようになると(=iOSアプリがリリースされると)、なお嬉しいです。開発をサポートする意味で、プレミアムアカウント登録も考えようかな。

私のアカウントはこちらです。

2013/11/14

中国で買ったDVDを日本でお手軽に観る方法

今通っている中国語スクールには、無料で借りられる書籍/DVD/CDコーナーがあります。利用しない手はありません。そこで先日初めてDVDを借りてみたのですが、よく見ると日本国内向けに販売されたものではなく、中国で販売されたもののようでした(リージョンコードは3)。当然、自宅のDVDプレイヤーでは再生できません。PCでは再生できるようでしたが、「リージョンコードの変更は回数が限られています、ご注意ください」といった表示が出たので、念のため実行せず。そして、いろいろと検索した結果、たどりついたのがこちらのDVDプレイヤーです。

ZOX リージョンフリー 【DVDプレーヤー】cprm対応 デジタル音声出力可能●DS-DPC2211

2013年11月14日現在、楽天市場で2,899円(税込、レビューを書けば送料無料)で購入可能です。

ショップ内の”店長の独り言”に「箱にはリージョン2と記載が有りますが、プレーヤーはレビューの通りリージョンフリーです」とあるように、リージョンコード3のDVDも問題なく再生できました!感動!!付属のAVケーブル(赤、黄色、白のケーブル)で、自宅のテレビと接続するだけでOKでした。リモコン操作は正面からでないと反応がイマイチですが、そこはこの安さなので気にしていません。

いきおいに乗って、http://www.amazon.cn/で何枚かDVDを注文したので、次はそれが届くのを楽しみにしています。中国語の聞き取りはまだまだ難しいですが、字幕も簡体字表示にすると、視覚的にも頭に入ってくるのでいいですね。

2013/11/13

日本語よりゆっくりな中国語?

中国人の話す中国語って、なんて速いんだろう…と思います。

少し前の記事になりますが、『TIME』で興味深い実験結果が紹介されていました。以下、要約です。
"Slow Down! Why Some Languages Sound So Fast"(2011.9.8)

リヨン大学では、8言語(英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・中国語・スペイン語・ベトナム語)のネイティブスピーカー59名を対象に、言語間の速度の違いを検証するための実験を行いました。各被験者は、母語で20の文章を読み、レコーダーで録音するよう指示されました。調査員は、それをもとに「音節(母音を中心とした音のまとまりの単位で、通常1音節内には母音が1つだけ含まれる)」の数をカウントしました。さらに、各音節の中にいくつの「意味」が含まれているかも解析しました。例えば英語のblissは1音節ですが、”無上の喜び、至福”といった幅広い意味をもっています。一方、同じ1音節のtoは単独では深い意味はなさず、jubilee(祝典)のiにいたっては全く情報をもっていません。このように全ての録音データを分析したところ、「音節ごとの情報量が多い言語は、1秒間に話される音節が少ない=話す速度がゆっくりである」という結論に至ったそうです。

  • 中国語:1音節あたりの情報密度が.94と高く、1秒あたりに話される音節数は平均5.18(=ゆっくり)
  • 日本語:1音節あたりの情報密度が.49と低く、1秒あたりに話される音節数は平均7.84(=早口)

「我也去(3音節)」と「私も行きます(8音節)」をそれぞれ1秒間で言う場合、たしかに日本語の方が早口になります。画像の星巴克咖啡とスターバックスコーヒーを比べても同様ですね。すると、「中国語は速い」と感じるのは、単に言語が理解できていないためなのでしょうか。私には、一概にはそう言い切れないように思えます。日本人には「言わずとも察する」というような風習があるため、文章の中に無言の「間」が含まれていて、その分ゆっくりに感じられる。逆に中国人は”明文”化することを好むため、文章中に含まれる語彙の数がもともと多く、だから1秒間あたりの音節数も圧倒的に多い。そんな気がします。


とはいえ、理解できていないことが多いからスピードにもついていけない、というのは事実。先月より、雑誌『聴く中国語』の購読を始め、通勤中に音源を聴いてリスニング力を鍛える毎日です。

2013/11/12

『シンプル公式で 中国語の語順を制す』

先日、『シンプル公式で 中国語の語順を制す』の著者・林 松涛先生の講座に行ってきました。文章のパーツを、不思議の国のアリスのキャラクターに見立てて理解する方法は、なかなかに面白かったです。例えば「ドードー鳥(副詞:也、都、比较、就、可能、不…)」は「女王(動詞)」の城を越えられない(=副詞は動詞の後ろに置けない)。他什么也没吃の語順の理由がスッと入ってきました。

また、英語は「人」が中心の言語なのでCan you use〜とyouが入りますが、「主題」という概念があり「現象」を重んじる日本語と中国語では这家饭店(×你/我)能用信用卡吗?というふうに、你/我を入れない、という考え方も目からウロコでした。

単発の講演会とか、いつもとは違うアプローチを勉強に取り入れると、ぐっと理解が深まって楽しいですね。ちなみに、行ってきたのはアイケーブリッジ外語学院で開催された「シゴトの中国語’SALON’2013」です。